現在、桂峰生(拝師名:耿月如)は以下の3つの方法で教授を行っています。 直接の教授を希望される方は、いずれかの方法で練習(修行)を開始していただけます。
遠隔地にお住まいの場合は、ある程度の基礎ができるまでの間 (熱心さや才能などによって異なりますが、概ね一年から三年程度)、 月に1回程度以上の頻度で広島まで通える事が受け入れの条件となります。
方法1:日本功夫協会広島支部へ入会
武術としての中国武術を趣味や参考として学びたい方は、こちらへ入会して頂くのがよろしいと思います。
現在は練習生の方が少ないため、練習日や練習場所を個別に相談して決定しています。(月4回程度) 会員の方が増えましたら、ベースになる練習場所や時間を固定したいと考えています。
教授内容は、私学校龍珉楼第一分館にて教授している、「基礎課程」や「カルチャースクールの講座」に準じた内容となります。
「専門課程」に入ることはできますが、「拝師」(注1)する場合は、龍珉楼へ入門していただきます。
入会金:5000円
月謝:7000円(社会人)
月謝:5000円(学生 含む大学生、専門学校生)
方法2:私学校龍珉楼第一分館へ入門
龍珉楼に伝承されてきた武術を本格的に学びたい方が対象となります。
1年以上の修行を経て、本人が拝師を希望し、かつ、拝師に足ると認めた場合、 拝師式を行い、以降、拝師生として指導を受けることができます。
練習日や練習場所は個別に相談して決定しますが、龍珉楼の門下生のみを対象とした練習は、教授内容による必要がなければ、夜間に屋外(広島市内の公園)で行います。女性の方もご参加いただけますが、この環境にご自身の工夫で対応をお願いします。
それ以外に企画される練習会、演武会、公開講座などには可能な限りご参加いただきます。(カルチャースクールは補助として指名した者のみ)
特に許可する場合を除き、他流派(格闘技、ウェイトトレーニングも同様)の併修はできません。 既に格闘技や他派武術を修行されている場合、一旦そちらの練習を停止、所属団体から退会していただきます。(注2)
基礎課程終了後、専門課程(桂が嫡伝を受けている門派)へ進みます。 本人の希望は考慮しますが、適性等によって、指導者が決定します。
身内の修行者として扱いますので、お客様扱いは一切いたしません。 趣味程度、参考程度のかかわりを希望される方は日本功夫協会への入会をご検討ください。
一般生
入会金:10000円
※日本功夫協会から移籍の場合も、入りなおしということになりますので、 入会金をお納めください。
月謝:10000円
拝師生
個別に相談
方法3:カルチャースクールの講座に参加
RCC文化センターのカルチャースクールで講座を行っています。
できるだけライトな雰囲気で技に触れてみたいと思われる方は、こちらの講座に参加されることをお勧め致します。
一般的な護身および健康法をテーマとして、カリキュラムを作成しています。 教材として簡化太極拳の套路と基礎的な呼吸法や站椿(立禅)を覚えながら、 その中に含まれている護身技を学んでいく講座です。 料金等については、RCC文化センターの案内を確認してください。 申し込みや月謝の支払いについてもRCC文化センターの規定に則って行います。
注1:拝師とは
老師と弟子の関係を正式に結ぶ契約の事。 師匠は弟子の技量を育てることに責任を持つとともに、 弟子は、正当な伝承者として認められる技量を得るために努力する責任を負う。 また、中国武術には拝師しないと教えない内容というものが厳然と存在するため、 以降はその内容についても踏み込んで指導することができる。 逆に言えば、拝師しないとその部分について教授を受ける事はできない。
注2:他派併修
私学校龍珉楼への入会は、原則として他門派併修を認めていません。ただし、既に他派、他道場に於いて、5段以上、師範、免許皆伝などを取得済みの方、他の団体を主宰されており、門下生をお持ちの方、職業がスポーツインストラクターなどである方については、 以下の条件を満たすことでこの原則の例外としておりますので、桂にご相談ください。
・龍珉楼で教授される技術や知識を既習のものとは分けて扱い、 ご自身が龍珉楼に於いては一介の修行者に過ぎないことを明確にされ、かつ、教授を受けた知識や技術を師(桂)の許可なく他者に公開しない。
以上のことをご自身の言葉で直筆の「誓書」にしたためて提出していただきます。
拝師できるかどうかは、時が来たときの状況次第にはなりますが、 習得済みの門派や技術に敬意を払わせていただきます。